嵐のコンサート「5×20」に行ってきて。
僕が行った会場は5万人のお客さんがいたんだけれども、札幌駅周辺から地下鉄の中、会場周辺にかけて、そうだとわかりやすいグッズを持っている方をよく見かけた。
会場近くのイトーヨーカドーでは嵐のメンバーがCMをしている商品のポスターが並べられていて、ファンの方々はそれを写真に収めている。
そういったファンがグワッと集まって、グッズ販売の列も物凄いことになっている。
そしてみんな同じグッズを買っていく。
全然悪い意味ではなく、
あくまでも良い意味で、
宗教的だなぁと思った。
もちろん僕も好きなものは沢山ある。
もう14年も楽天イーグルスを応援してきているし、
初めてテレビに出た頃からウーマンラッシュアワーも見ている。
名探偵コナンについては詳しすぎて引かれるくらいだし、
海外ドラマのモンクはDVDで全巻持っている。
ファンってそういうものだと思う。
宗教も元々はファンと同義語なんじゃないか。
日本では悲しい事件があったせいもあって「宗教」という言葉に対して否定的な感覚もあるけど、本来は自分が信じるものは全て宗教と言っていいはず。
ただ、信じるものが一つしかない人は少し危うい。それが途切れた時に何も頼れなくなってしまう。
テーブルが4本の足で支えられているように、自分を支える柱はいくつか持っておく方がいいだろうな。