ぼ、ぼ、僕は、お、お、お、おにぎりが、た、た、食べたいんだなぁ〜
子供の頃、テレビドラマ(多分再放送)の山下清のモノマネをして叱られたことがある。
障害者を馬鹿にしてはいけない、という母の考えだった。
しかし僕は障害者を馬鹿にしてはいない。
ただテレビドラマのモノマネをしただけだ。
金八先生のモノマネは有りで
山下清のモノマネはダメなの?
なんだかそうやっていろんなものに制限をかけていくことが一番良くないんじゃないかな。
ただ禁止するのではなく、その時に「吃音症」とか「言語障害」というものがあると話してくれればよかったなぁ。そして僕はそういうことが話せる親であろうと思う。
小人症の人達がミゼットプロレスというエンターテイメントで人々を楽しませていた頃に、「ああいうのを見世物にするな!」という小人症ではない人達の声が大きくなったことで結果的に彼らの仕事場を奪ってしまったという話がある。
今でも子供が無邪気に指差した人や物に対して「見ちゃいけません!」と言う親は多いだろう。そんな時に禁止するのではなく、それが何なのかをちゃんと教えることが大人の役割ではないだろうか?