ゲームの説明書を作る時はわかりやすい表現を心がける。
この時に物凄く気を使うことがある。
そもそも読んでもらえるかどうかだ。
特に説明書の文字を読むことを面倒に感じる人は増えていると思うので、なるべく少ない文字数で全ての情報を入れたい。ぱっと見て文字が多いという理由で離れていく人にも問題あると思うけど、なるべく離れて欲しくない。
しかしそのために難しい言葉を使ったり、勘違いを生むような省略はしたくない。
他には図解という手もある。
しかしこれも思いの外スペースを要するので初期配置や特殊な場合だけ利用したい。
そして1番困ったのは、ルール外の遊び方について。
本来の遊び方を全て記した後、ヴァリアントルールと呼ばれるような遊び方を載せる必要があるのかということ。
それは大人同士がより難しく遊ぶ為にルールに縛りをつける例もあれば、幼い子供が入りやすいようにルールを緩くする例もあると思う。
これらについては遊ぶ人がそれぞれ思いつくことが大切だし、それを考えること自体が楽しいという側面もあるので、売り手がわざわざ書き添える必要もないという結論になった。
こんなこともできますよ〜程度で口頭で伝えてあげるのが良い距離感なのかもしれない。
僕が専門的に扱っているのが子供向けゲームだから一概には言い切れないとも思っている。じゃあ言うな。