明日は統一地方選の投票日。
うちの近所でも議会議員の立候補者が最後のアピールをしていた。
ひと言だけ言わせてほしい。
50人以上の候補者からどうやって選ぶの?
街中に貼られた選挙ポスター、
駅前にいた候補者のチラシ、
ポストに入ってた選挙公報など、
いろんな情報を見たが、はっきり言って絞れるはずがない!
福祉、子育て、教育、税金、憲法、環境問題、動物保護、多様性社会、働き方、地方創生、などなど言っていることは被りすぎているし、当然どれも無視できない題材のはずだ。
だれがどれにどの熱量をかけているか覚えられない。
さらに今だけは良さそうなことを言っていても実現してくれるかどうかはわからない。
自分達が暮らす街の良いところも悪いところも、いったい誰のおかげで誰のせいなのかがはっきりしないので、現職議員やその前の人達の評価のしようもない。
前にも言ったように日頃から議会を見に行く人はそんなにいないからだ。
結局全員を比較できないまま、政党などなんとなく自分の考えに近そうな人を1人選んで投票するという人は多いと思う。妥協の1票だから思い入れもないし、当選した人がどんな仕事をしたかに関心もない。結果次の選挙で同じことを繰り返すことになる。
だから議会議員選挙の仕組みを変えることを提案してみる。
プロ野球のオールスター投票のように、ポジション別に投票してみてはどうだろうか。
地域の抱える政策毎に議席を振り分け、立候補者は得意分野の政策に立候補し、有権者は福祉政策はこの人教育政策はこの人という風に部門別に投票できるという仕組みだ。
各分野6人くらいから1人を選ぶならそんなに難しくはなくなると思う。
こうすれば駅前で「皆様の生活を守ります!」みたいな漠然とした演説ではなく、専門分野の具体的な話が聞けるようになるはずだ。
そして住民全員が様々なテーマへの問題意識を持って考えて前進するきっかけになればいい。