問題です。
トランプの中にスペードは何枚?
サイコロの1の目の裏側は何?
将棋の駒は全部で何個?
自分が当たり前だと思ってたことが他人にはそうでもないことがある。
“神経衰弱” “カルタ” “すごろく”などの昔からある遊びでも、やったことのない人がいてルールの説明が必要なことがある。
古いカルタの札を見せてもらった時に、
「かほり」と書いて「かおり」と読むような旧仮名遣いが読めない人がいるという話をした。
以前脳科学の茂木さんのTwitterで“明石家さんまを知らない学生がいた”と書いてあった。
いずれも若い世代を対象にした話で、伝統的な遊び以外にスマホやテレビゲームは充実しているし、本を読まなければ古い言葉と出会う機会もないし、テレビよりYouTubeをよく見ていればタレントなど知らないままで生きてくるのだろう。
そしてそんなことを感じている僕自身、当然の知識にギャップがあることで年長者側になっているのかと思わされる。まだ若いのに!
しかし知らないと困る当たり前もある。
今日のNHKの特集で
ジャガイモの芽に毒があることなんて子供の頃に教わったけど、こうして知らなくて食中毒になった例が実際にあるので特集が組まれる。
ただ、「ネット上ではこんな声が〜」ってやつは素性もわからないたった1人の意見なので参考にする必要はないけど。
そんな僕だって他の人にとって当たり前のことを知らないという場面は沢山あるだろう。
知らないに出会えることは楽しいこと。
そして自分で調べることで知識がひとつまた増える。そんな習慣が大切。
最初の問題の答え、知らなかったら調べてみては?