木製製品に必ずと言っていいほど使われる表現
「木のぬくもり」
つい最近もこんな話題が出た。
木製の座席「お尻が痛い」五輪会場・有明体操競技場、木のぬくもり好評も観客ため息(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
この際言わせてほしい。
そんなのないから!!
木で作られたものが全部温かくてどうすんのよ。木材の種類や厚みによっても表面温度は違うし、人によっても製品から受け取る印象が変わる訳だから、何を勝手に「木のぬくもり」なんて単純化された表現で適当に受け流してんだって思いが湧いてくる。
しかもこの記事で取り上げられてるのは東京オリンピックパラリンピックの競技会場の座席でしょ?
あれだけ暑さ対策が叫ばれる中で本当の本当に「ぬくもり」とやらをアピールポイントにしたいんだとしたら完全に間違ってるからな!
積み木とかの木のおもちゃもよく言われるんだけど、「ぬくもり」よりも「丈夫さ」とか「安全性」とか注目すべきところはあるはず。
なぜか日本人全体として「木のぬくもり」って曖昧な言葉を使ってるから、ちょっと見直しませんか?