ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

一流ホテルパン

映画「マスカレードホテル」観賞。

 

東野圭吾の描くストーリーは惹き込まれるし、どうなるんだって期待させるミステリー性は流石だと思う。

結末を知って尚、小説も読みたいと思えてくる。

 

ただ、この物語を面白くするポイントとして高級ホテルの一流のサービスがあると思うんだけど、どうしても山岸が新田にホテルマンとは何たるやを語る場面で引っかかることがあった。

 

そんなにも“お客様”のどんな要望にも応えなくてはならないのだろうか?

劇中に出てきたような問題ある客がいつもいる訳ではないだろうけど、「ルールはお客様が決めるもの」とまで考えているのが一流ホテルなのかぁと驚いてしまった。

 

客も客で高い宿泊費を払って泊まるんだからと偉そうな態度を取るのもどうなんだというのが僕みたいな気弱な一般人の気持ちである。

 

こんなことなら働くとしても一流ホテルじゃなくていいし、泊まるとしても一流ホテルじゃなくていいかな。

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あと、良いホテルに泊まっちゃうと外出するよりもサービスを堪能しようと忙しなくあちこち歩き回る僕は田舎者ですね、はい。