昨日の続きで子供がゲームで遊ぶことについて考えてた。
知り合いに小学生の息子さんがいて、学校のクラスではこのクリスマスにニンテンドースイッチとポケモンの新作を貰った子が多かったようで、友達の間でも話題はそれでもちきりだったらしい。同じゲームを持っていないその息子さんは当然話についていけないのだが、それでいじける訳でもなく「僕はその話わからないから、僕がいる時はやめてね」と友達に話したという。
すげぇ…
僕はその話を聞いて感心した。
「みんなも持ってるから買ってよ〜」とせがむ子よりも買ってあげたくなる。
前にネットで、子供がクラスの友達から除け者にされないようにゲームを買い与えているというエピソードへの賛否を見かけたことがある。
僕はそんな理由で買い与えることに断固反対する。ゲームを持っていないことでいじめられていたとして、それを与えれば我が子は他の持っていない子をいじめる側になるということじゃないか。それでいい筈がない。
みんなが持っているから自分も欲しいという心理状態はよくわかるけど、他人に左右されることなく本当に自分が欲しいものややりたいことを見つけられるように教えてやりたい。
とはいえ、子供時代の共通の流行りとか文化体験はかなり重要だとも思う。
生まれも育ちも全く異なる者同士が大人になって知り合った時に同じゲームで遊んでいたとか同じテレビを観ていたというようなことから仲良くなれることがある。
だからクラスのみんなと同じものを与えてもいいかな、とも考えたけどやはり違う。
そういった共通の体験は偶然だから印象深いのだと思う。わざわざ“みんな”に合わせにいったものはそりゃ“みんな”持ってて当然の経験で価値はないのかもしれない。
親の考えと子供の希望が一致した時に買い与えればいい。