誰かの不祥事や誰かを傷つける発言などがネットニュースやSNSの批判で爆発的に話題になり、知らなかった人にまで届いて更に被害が大きくなり、それを批判する人達がまた遠くへ伝えていく…。
批判すること自体が悪いこととは思わないけど、そこに拡散能力が備わってしまっていることに問題を感じている。
そしてそれは批判的な内容に限らず、個人が良いと思うもの、正しいと思う意見でさえ拡散しすぎることはどうなんだろうかと疑問に思う。
例を挙げるのも難しい。そもそもこのブログだって僕が思うことを書いてどこの誰がどう傷つくかもわからない。
意見というものは十人十色で持っているべきだと思うんだけど、それを発信する時にどうしても声が大きい人が強くなる。SNS上で言えばフォロワー数がそれだったりする。
そしてその強さを手に入れる為に過激な方に走る人は一定数いる。それが1番簡単な方法だから仕方がない。
そして過激なタイトルや気になる見出しでクリック数を獲得することが儲けに繋がっている。
このままじゃ書く方は真実より面白さを優先するし、読む方も真実より刺激的なものを優先するようになっていく。
だから、やっぱり、じっくりと1つのものに向き合うということが大切なんだと思う。
だから僕は自分が自分の好きなものを、良いと思うものを広められるようにしたい。
今日はこの記事が良いなと思った。
心の中の音楽はロックダウンしない ーいとうせいこうさんインタビュー | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)
中央集権型に頼るんじゃなく自立分散型をたくさん作っていこうという話。
そういえば前に無政府主義をテーマにブログを書いたことがある。
今すぐこれは無理だろうが、この感染症問題から人の生き方は変わってくるかもしれない。