ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

ややこしいことが面白いパン

Netflixで配信されているドイツのドラマ『DARK』

前にシーズン2を見始めたことをブログに書いたけど、この度ようやくシーズン3を見終えて無事完結したので思うことを書いてみる。

 

まだ見てなくてどんなドラマ?って思ってる人は前回の記事も併せて読んでみて下さい。

ダークパン - ソートベーカリー

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【以下ネタバレ含む】といいつつ、そこまで詳しくは書けないので、少し興味あるけど本当に面白いのかなと悩んでる人向けに書く。

 

 

まず作中で「終末の日」とされる2020年6月27日に合わせて公開されたことだけでもシリーズを追ってきた者からすると嬉しいはず。

このコロナ禍で予定通り配信されて良かったという安堵感もあるのかもしれない。

 

ただこの最終シーズン、はっきり言ってややこしい!シーズン1・2とややこしかった物語が更にもう一捻りされる。

 

ざっくり言うと、

①主に現代と33年前と66年前と99年前と33年後の場面があり、それぞれの時代で登場人物が若かったり歳を取っていたりするのでまず顔と名前を一致させる必要がある。

②しかもその登場人物がそれぞれの時代を行ったり来たりしている為に、誰のどの行動が次にどんな影響をもたらすのかを理解するのが難しい。

③そして一部の登場人物は他の人を利用しようと自分の企みとは逆の発言をしたりするからもっともっとややこしい。

④なんと実はこの世界と対をなすもう一つの世界が存在し、そこでも同じように33年周期で事件が起きている。

 

もう訳わかんない!

何度も前の話を見直したり、考察サイトを読んだりしながらやっと完結することができた。

こんなに苦労してドラマを見たのは初めてだし、こんなに苦労してるからこそ途中で降りるという選択もできなかった。

 

ただ、本当に面白いことは間違いない。

最終シーズンで起きたことがちゃんと以前の場面に繋がっていく様子には爽快さすらある。

登場人物も多くややこしいからこそ繋がっていく過程も多く楽しめる。

結末もとても良かったので離脱しないことをお勧めしたい。

 

あとね、個人的な感想としては俳優達のドイツ語の発音がとても聴き取りやすいのは小さなポイントだ。ドイツ語字幕で勉強してもいいかも。