前にYouTuberの水溜りボンドのラジオのことを書いた
実はゲスト目当てで初めて聴いただけだったんだけど、気になる発言があった。
YouTubeに挙げる為に海外に行った話の中で「動画データが消えたらその旅なかったことになる」
…そうなの!?
なんかこう、知らない土地知らない文化に足を踏み入れて感じる空気とか経験とか、そういうものに価値はないというように受け取れた。
YouTuberにとっては“動画が全て”なのだと。
僕は3年前にエストニアへ1人旅に行った。そしてその時の写真は消えてしまい、もう見返すことはできない。しかしこのほんの10日間の体験がとても面白かったし、新鮮なものだったので事あるごとに人に話すようにしている。未だに訪れた場所や出会った人のことをよく覚えている。
実は旅のエッセイのようなものを書こうと思ったこともあったが、写真が消えたことでやる気を失っていた部分がある。しかし水溜りボンドの発言から心を入れ替えた。
1人旅の間に見たこと聞いたことそして考えたことを書き留めよう。写真なんかなくていい。自分が伝えたいことを書く。