ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

マジカル頭脳パン

昔好きだった『マジカル頭脳パワー』を改めて見てみるとめちゃくちゃ面白かった。

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まず、何の説明もなく突然「最初はマジカルバナナから〜!さんはいっ!」ってゲームが始まっちゃう。

「バナナといったら黄色」「黄色といったら…」と続けていく有名な連続ゲームなんだけど、びっくりするほどテンポが速い!その上1回でも失敗すると失格というシビアなルール。

 

そして勝者が決まるとすぐさま次のクイズやゲームが始まる。ここも説明一切なし。視聴者は見ながらルールを理解するしかない!

全てがハイテンポに進んでいく。

僕が見た回がたまたまそうだっただけかもしれないけど、開始8分でもう4個目のゲームが始まっていた。1時間番組なのに!

 

そして出されるクイズが上手く捻られている。

例えば、「卓球・呼吸・深呼吸、福原愛がいつもしているのは?」や、

「太平洋を泳いでアメリカ大陸に上陸することはできる?」など。

ちゃんと問題文を読めば造作ない問題だが、これを“音声だけ”聞いて“瞬時に”答えなければならないのがミソだ。

 

さらに、所ジョージ今田耕司、司会の板東英二らが本当に上手く場を盛り上げている。

 

本当は番組のコーナーが移って、回答者やセットが入れ替わっているからとんでもなく時間がかかっているのだろうけど、それを感じさせないテンポ感で全く飽きずに見入ってしまった。

 

単純に「面白かった」と言えばいいんだろうけど、なんというか問題が移るスピードが速すぎて感想を漏らす暇もないことやじっくりと考える隙を与えないことで脳の処理が及ばないままただなんとなく「濃い時間だったな」と感じさせているんじゃないかと思えて仕方がないのだ。

 

だって内容をあんまり覚えてないんだもの。