小池都知事がフリップを出して「東京アラート」とか「5つの小」とかいろんな言葉を生み出す理由がようやくわかった。
今、東京は「緊急事態宣言下」にある。日々発表される感染者数も重症者数も死者数も、昨年4月の「緊急事態宣言」時点より遥かに多い。
だけど街の様子はどちらかと言うと前回の方が緊張感に包まれていたような気がする。
それも当然で、あの時はまだ「正体不明の謎のウイルス」という恐怖が人々の中にあったからだ。スーパーから品物が消えたのは人々の恐怖心の仕業だ。
しかし今はその時期を過ぎ、ある程度対策の仕方もわかり毎日マスクを着ける生活に慣れてきたところでの「緊急事態宣言」だ。
実際には前回よりも更に近くにまで来ている筈だけど、今回はもう人々は恐怖に駆り立てられることもなくなってしまった。
あ、だから新しい言葉が必要なのか!
2度目の「緊急事態宣言」に効果はない。
だからもっと人々を動かす力のある言葉を新たに生み出さなくてはならなくなる。
政治家が言葉遊びをするのは国民のせいだぞ!