NHKの特集で、赤ちゃんの授乳スペースに困っているお母さんについての記事を読んだ。
僕も子供が産まれてから街を見る目が変わった気がする。
オムツ替えのスペースや多目的トイレなどの存在を意識するようになったのだ。
そういえば数年前に子供連れの友人との食事の際もおむつ交換台のある飲食店を指定されたことがあったけど、当時の友人の気持ちが今になってよくわかる。
うちは産まれたばかりだし、コロナ禍でほとんど外出もしていないので、記事にあったようないざという場面で授乳スペースが近くになくて焦る…という状況にはまだなっていない。
けれどもそうなるとどれほど困るかということは今まで以上に想像がつく。
記事中の固執型授乳室のようなものがどこにでもあれば安心して外出できるよなぁと思う一方で、気になることがある。
この固執型授乳室、民間企業が作って営業して置かせてもらってるみたいだけど、それって行政がやるべきことなんじゃないの??
授乳室が近くになくて困るという親の声を聞いた行政が、だったら街中に気軽に入れるスペースを作りましょうとはならないのか。
当然、予算が〜とか場所が〜とかいろんな問題が生まれてきて簡単にはいかないんだろうけども、それを成し遂げて暮らしやすくしてもらうために僕らは税金を払ってるんじゃないのか。
前からずっと思ってるんだけど、様々な角度の社会問題に民間企業やNPO法人が取り組んでいる一方で、行政ってなんかこう「駅前を整備しました」とか「信号機をLEDに替えました」みたいな地味であんま急がなくてよさそうなことやってるよね(勝手な印象だけど)。
もう少し自分達の税金の使い道をチェックしておこうと思う。