ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

首長選挙パン

都知事選が近いので、選挙について変だなぁと思っていることを書いておく。

 

①現職が当選しやすい

まず、今回のような首長選挙はどうしたって現職が有利なんじゃないの?よほどのスキャンダルでもない限り、どんな地方の現首長も立候補すれば続投しやすい状態ができあがっている。

ましてや立候補者が増えれば増えるほど、他の票は分散して知名度もある現職が受かりやすくなる。

つまり、現首長に不満があって降ろしたいなら、良いなと思う候補者に投票するよりも「2位になりそうな人」に投票することがベターとなってしまって、それはそれで正しい投票行動とは思えない。

だから集計は、現首長の獲得票とその他候補者の獲得票を比較して、現首長が50%以上の得票率を取れて初めて当選という形ではどうだろう?50%に満たなければ有権者の現首長への不満が証明される。その後は決選投票という可能性もある。

 

②ボートマッチは無意味

数年前から様々なメディアが、自分の考えと立候補者の考えがどれくらい一致するかを測るボートマッチを出すようになった。

しかしこれはメディア側が想定する争点についてアンケートを取っただけのもので、候補者が公約に掲げるものと大きく逸れていることも往々にしてある。

今回僕とマッチした候補者はまさにぶっとんだことを言ってるし(笑)

これは選挙ポスターや広報を見ても思うことで、首長に当選したからといって出来ることは限られている訳だし、一見誠実そうに見えて良いことを言っていても選挙が終われば全く公約を果たさない人だってこれまで山ほどいたじゃないか。

ましてやここ数年のように選挙をハックして当選よりも売名が目的になっている候補者とマッチさせる意味は全くないから、メディア側の裁量も問われるところ。

 

③選挙を特別なものにしない

現状の首長や議員を選ぶ選挙では、年齢や性別や職業などの自分のアイデンティティに関することが判断基準になりがちで、例えば立候補者が障害者福祉を訴えても障害と関わることの少ない人の票は入らない。

だから人を選ぶ選挙もあっていいけど、問題ごとに意見を問う国民投票住民投票をどんどんやればいい。そうしないと自分に直接関係のない社会問題に目を向けてもらうことができない。

投票日の度にモーニング娘。の「投票行って外食するんだ」という歌詞が話題になるくらい、数年に1度の選挙が特別なものになってしまっている。

行政が人々に対して提案して賛否を訊ねることが数カ月に1度起きれば、自分の意見を投じることが特別じゃなくなるのではないだろうか?

自分の住む地域・都道府県・国がそれぞれどんな問題を抱えているのか、たとえ自分と関係なくても自分の票でどこかの誰かが救われるかもしれない当事者意識は高ければ高いほどいいじゃん!

 

他にも変だなぁと思うことがいっぱい出てくる選挙期間だ。