ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

価値観が柔らかいパン

昨日の最後の方で、親の子育てについての不安な気持ちが虐待に繋がっていると書いた。 先週は、子供がいろんなことに夢中になって挑戦する為に、大人が見守って安心感を与えることが大切だとも書いた。 大人も子供も同じ人間。 安心できる快適な環境が必要だ…

体罰パン

月曜日のAbemaPrimeを見て思ったこと。 番組後半は子供への虐待のニュースを受けての、体罰をどう捉えるかというテーマだった。 事件が認知されたこともあり、小池都知事は体罰防止条例を出すに至った。 しかし世の中では、親や教師といえどもついカッとなっ…

ROMA/ローマパン

Netflixオリジナル作品のROMA/ローマがアカデミー賞3部門受賞。 僕もノミネートされたことがきっかけで見てみたが、とても良かった。 「白黒映画」「2時間半」「無名俳優」という理由からとっつきにくさがあるのもわかるが、是非一度見てもらいたいと思う。 …

信じる者は救われないパン

NHKのインタビューで池上彰が平成最大の事件はオウム真理教だと答えていた。 この事件の背景には、バブル崩壊など様々な要因で将来に不安を覚えた若者達の心理があると解説していた。 確かに大きな不安を抱えた人達にとって、「信じれば助かりますよ」という…

自由パン

ドイツの幼稚園を見学した際に気づいたことがある。 子供達が自由にしている。 積み木で遊ぶ子、 絵本を読んでいる子、 ままごとをしている子、 隣の部屋で運動している子、 1人で黙々と編み物をしている子、 本当に自由だった。 ドイツの幼稚園が全てではな…

彼氏彼女パン

彼氏とか彼女って言葉があまり好きじゃない。 感覚的なことなんだけど、元カレ・元カノって言葉が浸透した以上、彼氏とか彼女っていうのは別れることが前提になっているような気がする。 もちろん付き合っている当人にそのつもりはないだろうが、元カレ・元…

読解力パン

前にかなり上から目線で 「読解力ねぇなぁ!」 と罵られた事がある。 僕は読書家とは言えないがそれなりに本も新聞も読んでいるつもりで、少なくともその台詞を発した人よりは文章とか言葉というものに対して真剣に向き合っている自負もある。 彼とのLINEで…

種無しぶどうパン

種無しぶどうがある。 人が食べやすいように品種改良して作られた果物だけど、種がないということは子孫を残せないんだなぁと連想する。 話は飛んで、今の教育は種無しぶどうを作っているみたいなことなのかなと考える。 教育現場では、国が決めたこと、国が…

テレビパン

どうすればテレビが面白くなるかというアイデア。 YouTubeやその他様々な娯楽に人々が流れて行った昨今、テレビを見る人口そのものが減っている。 そのテレビを作る側も、数少ない視聴層を数局で取り合っているという状況。 その結果として当たり障りのない…

自分さえパン

自分さえ良ければいいのかどうか。本当に悩む場面がある。 混んでいる電車で乗りたくても乗れない人がいた。 その反対側のドア付近に妙な隙間がぽっかりと空いている。 このスペースを詰めればあの人は乗れる。無理やり人を押し合う必要もない。 僕は目の前…

空港での提案パン

ちょっとした提案。 飛行機の預け荷物を受け取るターンテーブルを待つ人はみんな後ろに下がって、自分の荷物が来た人だけが前に出るルールにしたらいい。 前へ前へ出る人達のお陰で全く見えず、僕は自分の荷物が通ったことに気がつかなかった。 前に行けよと…

不安パン

親も保育士も、大人達は子供に安心感を与えることが大切だと学んだ。 不安を感じた子供は何度も大人の方を見る。 自分を見てくれているかを気にしているのだ。 そんな時に大人が見てあげていなければ、彼らはべったりとくっついてきたり、声をあげてこっちを…

危ないパン

保育園のおもちゃを選んでいる保育士さんがこんなことを言っていた。 「これは壊れちゃうよね〜」 「これは口に入れるからダメだなぁ」 壊さないように、口に入れないようにするのが保育士の役割ではないのか? そもそもそのおもちゃはそんなに簡単に壊れる…

報道パン

北海道に来た。 2月の札幌はいつも驚くほど真っ白。 それに今年は「観測史上最低気温」を記録したというニュースもあった。 それは大変な寒さだ、と思っていたが北海道の人は違うようで、 そこまで寒くない もっと寒い年もあった と知り合いやラジオの投稿な…

リンゴループパン

昨夜が風邪のピークだったようだ。 汗をびっしょりかいて寝るとすぐに良くなる。 昔から自分の体調はそうやって管理している。 今朝はスッキリと目が覚めた。 時間を確認しようとスマホを手に取るが画面が真っ暗だった。 おかしいな、充電はしてあるはず。 …

バレンタインパン

今朝のラジオ番組でバレンタイン特集をしていた。 新作チョコレートの紹介の後に、とある男性の意見が伝えられた。 「チョコレートより〇〇が欲しい」 チョコレートがあまり好きじゃないとか健康志向とかいろんな理由があるだろうけど、なんか偉そうに感じた…

買い物パン

風邪をひいたようだ。 熱こそないが、鼻水や咳が生活の邪魔をしてくる。 家の中にいては打つ手がないので薬局に行くことにした。 風邪薬と喉スプレーとポカリスエットをレジに持っていく。 店内は暑く、厚手のジャンパーを着て行った自分は若干の汗をかいて…

amazonパン

amazonは便利だ。 風邪ひいて倒れてても欲しいものが家に届く。 しかしそこでは想像を超える数の人の手が物流を支えていることを知る必要がある。 Netflixのコメディ「ハサン・ミンハジの愛国者として物申す」のamazonの回だ。 その中で売上を伸ばす為に小売…

裸の大将パン

ぼ、ぼ、僕は、お、お、お、おにぎりが、た、た、食べたいんだなぁ〜 子供の頃、テレビドラマ(多分再放送)の山下清のモノマネをして叱られたことがある。 障害者を馬鹿にしてはいけない、という母の考えだった。 しかし僕は障害者を馬鹿にしてはいない。 た…

挨拶パン

仕事でドイツに行った際に、挨拶が少し面白かった。 年に一度の大きなイベント会場で、欧米の人達(主にイタリア人)同士が、 ヘーイ!! と抱き合って挨拶している。 1年ぶりの再開ということもあってか、その喜びを思い切り表現しているように見える。 抱擁…

ドーピングパン

Netflixのドキュメンタリー「イカロス」を観た。 ドーピングの実態を暴く為に自ら薬を打って自転車競技に参加する話。 …かと思いきや、後半とんでもない事実が次々と明らかになっていく。 こんなにも当然のようにドーピングが行われていることを知ると、まと…

自由な幼稚園パン

ドイツのBorkenという街の幼稚園を見学させてもらった。 とにかく子供達がおとなしい。 正確に言うと、元気で活発なんだけどそこに落ち着きがあるという感じ。 話を聞くと、その幼稚園の基本的な考えは「子供達が自ら行動し、遊ぶ選択をすること」だという。…

訛りパン

ドイツの電車内で笑いが起こった。 5分程度の遅れが生じるアナウンスがとても陽気で物凄く訛っていたからだ。 日頃、東京の電車に乗っていると必ずと言っていいほど遅延のアナウンスに舌打ちをしたり、Twitterに「また遅延か」とイライラをぶつける光景を見…

ボンパン

中学生の頃音楽の教科書で、 「ベートーベンが生まれたのはドイツのボン」 と教わった。 その当時は自分がドイツに行くなんて思っていなかったが、4回目のドイツでついにそのボンの街に到着した。 ドイツ人のコーネリアさんに街のガイドをしてもらった。 こ…

ドイツ鉄道パン

ドイツの鉄道では多くの人がパソコンを開いて映画やドラマを観ている。 Netflixなどの動画コンテンツが充実してきたことを実感する。 そんな中、僕らは長い移動時間を埋めるためにテーブル席でカードゲームをしていた。 すると向かいの席のドイツ人がこちら…

マッサージパン

マッサージをして欲しい人がいて、マッサージが得意な人がいると、その場でマッサージが始まる。 それはそれでいいのだが、何故か僕にもマッサージをしようかと申し出てくれることがよくある。 僕は確かに身体は硬いし凝っていると思うが、急に身体を触られ…

早口パン

ドイツ人はとにかく早口で話す。 1文の単語数と発音数が多いからそう聞こえるのかもしれない。 とにかくまだドイツ語を学ぶ身としては理解に難儀する。 しかしふと思う。 僕も日本語では早口だ。 相手が日本語初心者だとわかっていても、気を抜くとすぐに早…

10000日パン

先日、自分がこの世に産まれてから10000日を迎えた。 それを機に周りの人への感謝の気持ちをFacebookに投稿したところ、なぜか 「誕生日おめでとう!」 という謎のメッセージがいくつも届いた。 10000日目は誕生日ではない。 僕はこれが不思議で仕方ない。 …