ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

許容範囲パン

障害者と共存するということについて考えていた。 きっかけは友達の言葉。 ある学校の生徒が「なぜ障害者と一緒に勉強しなければならないのか。迷惑をかけられて嫌な思いをしても我慢しなければならないのか」と申し出たという。 第一印象は「酷いなこいつは…

フォークパン

仕事でドイツに行った際、毎回必ず訪れるイタリアンのお店がある。 外観はいつも真っ暗。そうだとわかっていても開いているのかと毎回不安にさせられる。 そして中に入ると店員はいない。奥にいるのでEntschuldigung! (すみません)と呼ばなくてはならない…

ヘルパーパン

NHKのバリバラで重度障害者のヘルパーさんの回を見た。 障害があっても“普通”の暮らしができるように、本人に出来ないことを代わりに行うのがヘルパーの仕事。とはいえ、何もしない時間が長く続いたり、突然夜中に起こされたりとなかなか大変そうな仕事だ。 …

最近の若者パン

この話題が興味深い。 大人たちが「最近の若者はダメだ」と思ってしまう理由が研究によって判明 - GIGAZINE 海外の研究で、大人達がなぜ「最近の若者は…」と言ってしまうのかを調べたもので、結論としては若者が本当に劣っているのではなく、大人が自分の強…

センポパン

映画『杉原千畝』を観た。 杉原千畝 スギハラチウネ 発売日: 2016/06/02 メディア: Prime Video 小学6年生の頃、背伸びしてアガサクリスティを読んでいて、連続殺人犯についてポアロが 「犯人は次の殺人も成功すると思っている。ルーレットで勝ち続けた人が…

メンタルテニスパン

テニスが好きで全豪オープンを見ている。 そりゃあプロ同士の試合で年間の四大大会ともなればハイレベルの展開が見られる。 パワーやテクニックが勝敗を左右するのはもちろん、男子なら5セットマッチという長時間を戦い抜く体力も試される。 だけどスポーツ…

ニセ民主主義パン

杉田水脈議員の野次が話題になっている。 2018年の不適切発言に続き何かと問題だらけのこの人を面白おかしく取り上げるのはもうやめにしよう。それこそ生産性がない。 そもそもこんな自分主体の価値観の人が政治家であることに疑問を感じる。 この人に投票し…

コナンの思い出パン

名探偵コナンの公式YouTubeチャンネルが開設された。 なんとアニメシリーズ第1話から毎日1話ずつ更新していくという。 僕はコミックを全巻揃えていて、初期の作品なら台詞回しまで覚えていたりする。 例えるなら、第1話でジェットコースターに並ぶ新一がホー…

規制本能パン

前にも出したけどNetflixの「セックス・エデュケーション」というドラマが好きで観ている。 最初だけはお下劣コメディかと思ってしまったけど決してそんなことはなく、話が進むにつれ子供や大人の性事情から同性愛とか人種差別とか宗教感とか虐待とかパワハ…

「大人」という名のパン

「大人」ってなんだろうと考える。 自分が子供の頃に見ていた大人たちは偉くて強くて完璧な存在なんだと何故か信じていた。 だけどご存知の通りそんなことはない。 最近でも、成人式でトラブルを起こす大人や、生徒の首にカッターナイフを突きつける先生や、…

コメディとお笑いパン

僕はお笑いが大好きで、オンエアバトルは毎週録画してたし、それ以降新ネタを追い続け、まだ知名度がない若手までチェックするようになり、何回かだけど漫才を作って披露してみたこともあるし、そのうち海外のスタンドアップコメディも見るようになった。 あ…

ジョジョ・ラビットパン

ここ最近で一番公開を楽しみにしていて、前売りまで買ってあった映画『ジョジョ・ラビット』を観に行った。 第二次大戦下のドイツでヒトラーユーゲントに参加し兵参加を夢見る“ヒトラー大好き少年”ジョジョが、母親が自宅に匿っていたユダヤ人の少女を見つけ…

ザ・ゲームパン

久々に遊んだカードゲームを紹介。 ザ・ゲーム第2版 完全日本語版 発売日: 2016/12/03 メディア: おもちゃ&ホビー その名も「ザ・ゲーム」 箱にはこう書かれている。 協力しあって悪魔の手先どもを倒せるだけ倒せ! どんなゲームなんだと思ったあなたはパッ…

性教育パン

待ってました! セックス・エデュケーション シーズン2! タイトル通り「性教育」がテーマのドラマで、シーズン1の最初はお下劣コメディに思えてしまうんだけど、少しずつ素敵な話になってきて遂に涙が止められなくなる。 観てない人は観た方がいい。 帰宅し…

はじめてのおもてなしパン

ドイツ映画「はじめてのおもてなし」を観た。 それぞれに問題を抱えた家族が1人の難民を受け入れることで繋がりを取り戻していくハートフルな映画。 と書いとけばまぁそれなりに物語は予想がつきそうなものだけど、それだけじゃない。 難民が増えるドイツ社…

とんだ茶番パン

年末に紅白歌合戦を見た。 元々音楽もあまり聴かないし、テレビも見ないからほとんど興味なんかないんだけど、やたら米津玄師関連の曲が多いなぁと気づくくらいにはちょこちょこ見てた。 番組の最後に興味深いことに気がついた。 例年通り審査員と客席と視聴…

シングルイシューパン

未熟と承知で書いてみる。 年始のNHKの特集より「シングルイシュー投票者」という言葉が気になった。 WEB特集 “ニッチ”な政策が大統領を決める | NHKニュース 今年の米大統領選を左右するかもしれない「電子タバコの規制」について扱っていて、前回トランプ…

ゲーム規制パン③

ゲームにのめり込むことの問題性について考えている時にちょうどNetflixブラックミラーの「ストライキング・ヴァイパーズ」を観た。 妻との性生活がなおざりになってきた男がかつての親友から昔よく遊んだ格闘ゲームの最新版に誘われ、そこで得られる快楽に…

ゲーム規制パン②

昨日の続きで子供がゲームで遊ぶことについて考えてた。 知り合いに小学生の息子さんがいて、学校のクラスではこのクリスマスにニンテンドースイッチとポケモンの新作を貰った子が多かったようで、友達の間でも話題はそれでもちきりだったらしい。同じゲーム…

ゲーム規制パン①

香川県議会がネット・ゲーム依存症対策条例を検討しているというニュース。 「18歳未満はスマホ1日1時間」 香川県がゲーム依存対策条例素案 「実効性は?」 - 毎日新聞 まぁ、いろいろ批判の声は上がってるだろうけど、僕も思うことを書いてみる。 まず、対…

ぺこぱパン

ぺこぱにハマっている。 M-1で見た「ボケを否定しないツッコミ」が気に入って、日常でもついつい言いたくなってしまうくらいハマっている。 知名度が低かった彼らがあの日を境に一気に人気者になるのは凄いことだと思う一方で、不思議に感じていることがある…

年賀状が届くパン

会社に届いた年賀状の束をチェックしていて面白いことがあった。 郵便番号が違っていて住所も変換間違いしているものがちゃんと届いていたのだ。 おそらく郵便局員の中にベテランの人がいて、「あぁこれはあそこだよ」と振り分けているんだと思うし、他にも…

名探偵モンクパン

今までほとんど言及してこなかったけど、僕が一番好きな海外ドラマは「名探偵モンク」だ。 名探偵モンク シーズン1 バリューパック [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発売日: 2013/06/26 メディア: DVD NHK BSで放送していた頃から毎週楽し…

破れたパン

綺麗な本を選んでしまった。 買い物をする際に箱が壊れたものや賞味期限の近いものを選ぶ方が社会全体として良いことだと主張しておきながら、本屋で買おうとした小説の角が折れて黒くなっているのをなんとなく敬遠して綺麗な方をレジに持って行った。 恥ず…

ジェンダーパン

「男だから力仕事をすべき」 「女だから給仕をすべき」 っていうのは古い考えだと認識され始めてきた。 今の大人世代がそういったジェンダーの枠組みに囚われず子育てをすることで、更に変わっていくものだと思う。 「男の子は泣くな」とか 「女の子なら片付…

一流ホテルパン

映画「マスカレードホテル」観賞。 東野圭吾の描くストーリーは惹き込まれるし、どうなるんだって期待させるミステリー性は流石だと思う。 結末を知って尚、小説も読みたいと思えてくる。 ただ、この物語を面白くするポイントとして高級ホテルの一流のサービ…

テレビの宣伝パン

年末年始のテレビ番組を観ているとテレビ番組の宣伝ばっかりだなと気づく。 クイズ番組にドラマの出演者が揃って出ていたり、過去のドラマの振り返り番組は新しいシリーズの紹介だったり、中には夜のスペシャルを紹介する番組を昼間や深夜にやってたりする。…

花園パン

高校ラグビーを観に花園ラグビー場へ行ってきた。 観戦は3年ぶり。明らかに前回より熱が上がっているのを実感した。 3年前は確か2回戦の試合で、客席はガラガラ。対戦校の応援団と保護者親戚らしき一団が旗を振って応援していたくらいで、トライを決めてもそ…

ルールを破るパン

AIが人間の仕事を奪うと言われる中で、決まったルールに杓子定規にしか行動できない人は必要ないとか、ルールを破れることが大事だとか言われることが多い。 この意見には概ね賛成で、確かに型にはまらない柔軟な発想が必要な時代になっているとは思う。 そ…

大阪の電車パン

大阪の電車に乗って気づいたことがある。 東京と比べて、 圧倒的にスマホを触ってる人が少ない! 1人の乗客もスマホを見ている人は半分程度で、2人以上の乗客は必ず会話をしていた。 なんかいいなぁ。 大阪の人の性格みたいなものなんだろうけど、“一緒に居…