ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

たまたまパン

たまたま年号が変わる。 たまたま平成と呼ばれる時代が過ぎ、たまたまこのタイミングでその名称が変わる。 何につけても「常識だ」と言われることが多いが、それだって“今ここ”での常識にすぎない。 時代や国が違えばそれはあっという間に常識ではなくなるし…

ふくパン

山口県ではふぐのことを「ふく」と呼ぶという。漢字の「福」とかけて縁起が良いからだ。 その話を聞くと「ふく」という呼び方で地元の人との距離が縮まったように感じることができる。 地方の特有の文化を知ることは良いことだ。 しかし個人的な感覚だが、お…

狩歌パン

「狩歌」というカードゲームがある。 適当にJ-POPを流し、その歌詞に出てきた言葉の札を取るという歌とカルタが融合したゲームだ。 話に聞くだけでも、面白そうだというのは伝わってきた。 しかし、実際買ってやってみるとそれ以上の面白さがあった。 まず、…

車パン

実家に帰って、家の前で父に言われた。 「何か気づかない?」 あ、車が変わっている。 言われるまで本当に気づかなかった… 自分がいかに車に興味ないかがよくわかる。 正月に帰省した時は逆のことがあった。 親戚が集まって従兄弟が車を買った話題が盛り上が…

カップ焼きそばパン

たまにカップ焼きそばを食べる。 今日も蓋を半分開け、中の小袋を取り出し、かやくを散らし、お湯を注ぎ、蓋を閉めた。 3分待っている間に蓋の記述が気になった。 記述が多い。 特に気になったのはこれ。 おそらく大抵のカップ焼きそば・カップラーメンに書…

暑いパン

三寒四温なんてよく言うが、いよいよ寒い日が減ってきた。 と思ったらもう既に蒸し暑い段階に来ている。 僕は季節に関係なく建物の中に入ると汗をびっしょりかく。タオルやハンカチが手放せない。 たまに小さいお店などで汗を拭いながら商品を見ていると、さ…

ゾフィーパン

キングオブコント2017を観た時の感想。 ゾフィーという芸人のネタがとても面白かったと僕は思った。しかし後になってネタ中の「母さんは飯を作る人」という台詞に怒っている人がいると聞いてモヤモヤした。 いや、それボケじゃん!? そうじゃないことをそう…

ビジネス書パン

ビジネス書や自己啓発本などを見て思うこと。 そういう本を読んで仕事に役立てるのはいいことだとは思う。 その一方で、ビジネス書ばかり読んでいる人はどうなんだろうと疑問に思う時がある。 いつからか、ビジネス書を読むことが目標になってしまっているよ…

名前パン

人の名前について考える。 産まれたばかりの赤ちゃんの時、その人は名前を持っていない。 大抵の場合は親がその赤ちゃんに名前を与える。それは家族の一員の証である苗字とセットになってその子のものとなる。 子供はその成長過程で幾度となく名前を呼ばれる…

名探偵コナン96巻パン

必ず発売日に買うようにしていた名探偵コナンの新刊だが、忙しさにかまけて完全に忘れていた。ようやく今日読んだ。 意外なキャラクターの繋がりが明かされるなど、これからが更に気になる展開でとても良かった! 物語のネタバレとは関係ないところで気にな…

候補者パン

明日は統一地方選の投票日。 うちの近所でも議会議員の立候補者が最後のアピールをしていた。 ひと言だけ言わせてほしい。 50人以上の候補者からどうやって選ぶの? 街中に貼られた選挙ポスター、 駅前にいた候補者のチラシ、 ポストに入ってた選挙公報など…

心の管理パン

スポーツ選手に倣って意識してみることがある。 先週タイガーウッズがマスターズで優勝した。スキャンダルや薬の影響など様々な困難を乗り越えての復活劇とあって世界中を感動させた。 ラジオでそのマスターズでのタイガーウッズの行動が紹介された。 大会中…

次世代パン

今年はディズニーの実写映画化のラインナップが凄い!と宣伝されている。 「メリーポピンズ」に始まり「ダンボ」に「アラジン」に「ライオンキング」といったかつての人気作が続々と実写化されるという。 どう見てもこれ、「美女と野獣」の実写版が大ヒット…

鬱パン

鬱に入ると厄介だ。 頭がぼんやりしていて、自分でも良くない表情をしているなとわかってはいる。 そんな中で仕事で単純なミスをしてしまうと余計に気持ちが沈んでしまうという悪循環に陥る。 今日はいつも行っているスーパーで、流れる音楽や小さい画面から…

カツアゲパン

先日挙げたグループLINEについての続きでもう一つ思うことがある。 「結婚しました」や「赤ちゃんが産まれました」などの報告によるおめでとう待ちが好きじゃない。 今までその人の恋愛模様や夫婦生活についての経過を追ってきた訳でもないのにグループLINE…

選挙カーパン

昨日から統一地方選の後半戦が告示され、街中を選挙カーが走り始めた。 Twitterで「選挙カー」と検索すると否定的な意見が圧倒的に多いので世間の評判は一目瞭然だと思うが、これが何故かなくならない。 昼寝していた子供や犬が起きてしまうとか、選挙カーで…

手話パン

最近手話の勉強を始めた。 始めたというだけで、披露できるものでもなく、むしろ疲労になるレベルの低さだが、とりあえず一歩ずつ覚えていくつもりでいる。 元々母親が手話を勉強していた人で、僕も子供の頃少しだけ教わったことがあった。 今になって自ら勉…

学校あるあるパン

多くの人々が共通して笑えるものとして、あるあるネタというジャンルがある。 その中でも特に使われるのが「学校あるある」だと思う。 テレビの中の芸人さんだけでなく友達同士の会話や居酒屋でだべってる中にもよく出てくる。 それだけ多くの人に共感されて…

唯我独尊パン

通勤ラッシュの時間帯に面白いものが見れた。 無理やり乗り込もうとする人達。 ちなみにこの1分後には比較的空いた車両が来たので僕はそっちに乗った。 この日は雨で多少運行に乱れが生じていたとは思うが、僕の目の前にいた女子高生がTwitterに「◯◯駅の発車…

グループLINEパン

勝手にグループLINE作られてメンバーに入れられることがたまにある。 正直やめて欲しい。 比較的親しい人でもされると嫌だなと思ってしまう。 勝手に入れられたにも関わらず、抜けると通知が届いてしまい、なんらかの不穏さがそこに残されてしまう。 まして…

傘バタンパン

電車っていうのは楽しみ方1つで嫌なものも楽しくなるなぁと。 雨の日の車内はほとんどの乗客が傘を持っている。こういう日に必ず起きること。 それは、立てかけた傘が電車の揺れで倒れて バタン! と大きな音が響くこと。誰もが経験したことがあると思う。 …

うーんパン

朝のラッシュ。電車に乗りたいが扉の内側の人はスペースを空けてくれる様子もない。中の方には随分余裕があり、詰めてくれれば僕も後ろのおじさんも乗れるのに。うーん。 道を歩いていると路地から出ようとしている車がいたので、立ち止まって「どうぞー」っ…

ベーコンエピパン

不意にベーコンエピの存在が面白くなってしまった。 いつからかどこのパン屋にもベーコンエピが置かれるようになった気がする。 昔はなかったよね?多分。 まず、何であの形なんだろう?と疑問が湧く。 その疑問は調べたらすぐに解消した。 「エピ」というの…

喫煙席パン

友人とカフェに立ち寄った。 休日ということもあり混んでいたのか、入り口付近に何人か座って順番を待っている様子だった。 店員に尋ねると「喫煙席なら数席空いています」とのこと。 僕も友人もタバコは吸わないが、周りが吸っていても気にならないので通し…

無政府主義パン

伊藤野枝に関する本を読んで更に気づいたことがある。 彼女の職業を紹介する時、よく「アナキスト(無政府主義者)」と称される。 無政府主義とは何か?辞書を引くと すべての権威・権力をなくして、個人の自由をしばることのない社会を作ろうとする主義。 と…

伊藤野枝パン

友人に勧められて借りた本「村に火をつけ、白痴になれ」を読んだ。 それまでここで語られる伊藤野枝という女性について何も知らなかった。何者?いつの人?アナキスト?って何?みたいな感情だった。 何冊か手元にある本の中から、最も興味から遠いものを選…

旅をするパン

旅行したり遊びに行ったりしている人が羨ましくなることがある。 みんなそうだと思うけど、いつもいつも旅行ができる訳ではない。 (ここで同意してもらえないと先に進めない) 僕はそんな時も頭の中で旅をしている。 目の前にいる人、SNSで見かけたこと、ラジ…

BRANCOパン②

昨日の続き。 博報堂のイベント「BRANCO」にて。 大学生のプレゼンが全て終わり、審査を待つ間はトークショーが用意されていた。 その1人目のゲストは矢口真里。 特別好きでも嫌いでもなかったが、子供の頃から活躍していた有名人が目の前にいるなぁと思いな…

BRANCOパン①

去年の3月に東京大学で行われた博報堂主催のイベント「BRANCO」に行った時の話。 イベントの開始前、隣に座った学生と話をした。中央大学の法学部生でこれから就活が控えていると話していた。 どんな仕事がしたいのか尋ねても、業界も職種も絞っておらずただ…

弱者と強者パン

僕には世界がこう見えてるという話。 世の中には“弱い人”が沢山いる。 それは、力が弱い、身体が弱い、立場が弱い、意思が弱い、心が弱い、などなど。 様々なところでいろんな弱さを持った人がいると思う。気づきにくいだけで。 同様に、世の中には“強い人”…