サッカーやテニスなど注目されるスポーツの試合で日本のチームや選手が負けると、
「俺が見たらいつも負ける」
と言う人が一定数必ずいる。
違うでしょ、といつも思う。
日本の選手が勝ち上がってテレビなどメディアが盛り上げるから“見る”行為に繋がってて、しかしそこまで勝ち上がると対戦相手もなかなか強いから“負ける”ということが往々にして起こりうるんだと思う。
1回戦や予選から通して見ると勝っている数は多いはずなので、そういう発言が出る人は見てないだけだ。
ただ…
僕は野球を観るのが好きで楽天ファンとして球団創設1年目からずっと応援し続けている。
そして大方のイメージ通り、楽天は弱い。
僕が見たら、ではなく、見てても見てなくても負けている…。
だからこそ2013年の日本一は泣くほど嬉しかったし、最下位に沈んだ昨年ですら「今日こそは勝つだろう」と思って応援している。
勝つ姿が見たいのは当然だ。
だが、負ける姿を見れば見るほど勝った時の喜びが増す。
大切なのは見続けることじゃないだろうか。