ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

買い物パン

風邪をひいたようだ。

 

熱こそないが、鼻水や咳が生活の邪魔をしてくる。

 

家の中にいては打つ手がないので薬局に行くことにした。

 

風邪薬と喉スプレーとポカリスエットをレジに持っていく。

店内は暑く、厚手のジャンパーを着て行った自分は若干の汗をかいてしまう。

これでは風邪をひいているのがバレバレである。

 

こんな風に買い物のレジで目的がバレることが少し恥ずかしい時がある。

 

スーパーで、にんじんと玉ねぎとじゃがいもと肉とカレールーを買うと、今夜の夕飯はカレーだとバレてしまう。

 

足を引きずって薬局に入り湿布を買うと、足に貼ることがバレてしまう。

 

そういうことを気にして生きているのでついついカムフラージュの為に必要のないものを買い足したりしてしまう。

カレールーなどは別の買い物の時に買っておくようになる。

 

…だから物が増える。母親譲りだなぁ。