「表現の不自由展 その後」の再開に賛否ある。
あんなのは芸術じゃないとか、公費を使うなとかいう意見が多いけど、
まずあいちトリエンナーレに行ってない人は黙っててくれないか。
中には「表現の不自由展」と「あいちトリエンナーレ」の関係性すらわかってなくて批判してる人もいたりする。
トリエンナーレの会場に行っていろんな作品に触れる度に心がざわめいて価値観が揺さぶられた。
それは以前にも書いた。
mumusanopinojr.hatenadiary.com
だから芸術に対して「良い」「悪い」の二元論でしか考えられない人には申し訳ないけど無理な議論だよ。
ちっぽけなたった一人の自分だけでは到底受け止めきれないものに対してどんな感情を抱くか、帰り道に何を考えるかまで含めて芸術なんだから、見もせずに否定なんてできない。むしろ見てから存分に否定すればいいとすら思う。
公費を使うなって意見も、これだけの芸術に一般の人が触れることができる機会を与えるという意味がわかれば的外れだってこと。
芸術家のプライドを垣間見た、この芸術祭は本当に意義がある。