耳が聞こえないろうの公認会計士がいることを知った。
そこで、深く考えてないんだけど、ふと、
“ろうの公認会計士”と“ろうの個人事業主”はどっちが先なんだろう?と思った。
今の社会制度ではどうしてもろうであることが不利に働いてしまうんだけど、その中でも自分で事業を起こすことにした人がいて、財務書類の相談ができるろうの公認会計士が必要になったんだろうなと想像する。
でも逆にいうと、ろうの公認会計士がいるからろうの人でも起業に挑戦できるようになった側面もあるような気がする。
もう本当に「手話が使える」が「英語が話せる」くらいのポジションになったらいいなぁと常々思う。
前に盲目の弁護士の取材記事を読んだことがある。並々ならぬ努力で司法試験に臨んだというが、障害を持つ彼らが社会に溶け込む為に求められるのと同じくらいの努力を、僕らもして互いに近づいていく必要がある。