ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

権利を奪わないでパン

検察庁法改正案反対の件も含めてなんだけど、有名人が政治発言をすることに対して過剰反応するの、変だよ。

 

反政権的な人が取り上げられることがなぜか多いんだけど、別に反政権派でも政権支持派でもその人の意見が自分の意見と違ったからといってその人の仕事から何から全部否定して拒否する姿勢は絶対にあっちゃいけないと思う。

 

有名人がそんな風に槍玉にあげられ話題になってしまうと、一般の人が自分も下手に政治に首を突っ込むと周囲から嫌われたり怒られたりするんじゃないかと怯えることにも繋がる。

その結果、政治の話をするだけで「変わった奴」扱いをする空気が生まれてしまい、いつの間にか誰も政治を話題に出さなくなる。

これが1番よくないの!

 

政治は自分の生活とひと繋がりなの。

子供がいる人もいない人も、

働いている人もいない人も、

健康な人も病気の人も、

有名人も一般人も、

生きてる人も死んでる人さえも、

誰もが政治に繋がってるんだから、話をしちゃいけないはずがない。

 

そしてこれは「政治」に限らず「お金」「宗教」「性」「障害」など様々な話題がなんとなく避けられている。

本当はそこに確かに存在するのに。

 

どんな話もしちゃいけないことなんてない。

知識が足りなければまた教わればいい。

意見が違えば自分はこうだと反対すればいい。

ただ、どんなことがあっても、絶対に

相手の発言の権利を奪うことだけはあっちゃダメなの

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