まずはこちらをお聴き下さい。
高橋優の「オナニー」
嫌な気持ちが膨れ上がった時にこの曲を思い出す。
世の中のあらゆることを「馬鹿ばっかりだ！」と蹴散らすのが何とも気持ちいい。
もう6年くらい前の曲で、タイトルのインパクトから知っている人もいると思う。
それで興味を持って聴いたという人もいるだろうし、逆に敬遠した人もいるだろう。
この曲にはこんな歌詞がある。
声をあげりゃ誰かが批判してくる それ怖がって縮こまってた僕
心と心を繋ぎ留めたいから 黙るよりは叫んでく方を選ぶ
今の時代、誰もが評論家になれる。こんなブログ書いている僕だってそうだ。
生きていて大変なことや嫌な思いをすることもある。そんな時、しっかりと自分の意見が言えるかどうか、この歌詞を聴くと毎度のように自分を見つめなおす。
そしてこの歌詞が続く。
わからないことがまだ沢山ある 賛成も反対も言えない僕
学ぶことを続けなくっちゃ駄目だ 目を凝らして歌ってこうと思う
学び続け、世の中のいろんなものに目を凝らして「自分はこう思う」と意見を持つことが必要だ。
そしてこの歌詞
「高橋、お前オナニーって…そういうの間違ってると思うよ？
この曲よりだったら俺の方がまだ正しい意見あるわ」
心と心をぶつけていこうぜ もっともっともっと
違うなら違うと言えばいい。自分の意見を持って相手に伝えることが大切だ。
黙ってはいけないし、怒鳴ってもよくない。”対話”することが大事。
タイトルに振り回されちゃいけない。
曲を聴かずに否定してる馬鹿ばっかり。
本当は好きなのに「好きな曲はオナニー」って言うのを躊躇う馬鹿ばっかり。
まっすぐ素直になれない人々を表現した歌だと思う。
