ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

じゃないですけどパン

ここ2年くらい気になってる言葉がある。

 

「〜じゃないですけど」

 

文字通り、文脈を否定する時に使っているのは気にならないが、「〜」の部分を和らげているように感じることがある。

 

多分「〜というほどではないが」の意味合いで使われているんだと思うが、

 

「酔ってる訳じゃないですけど、ちょっとふらっとしますね」

 

…酔ってるじゃん!

 

ストレートに「酔ってる」と言うよりも少し和らげている感覚なんだろうか。

 

はっきりと言わず「〜っぽい」「〜的」といった婉曲表現を好む日本人の性格に合った言葉なのかもしれない。

 

ただ、あまりに公の場でこれを連発して話されると、ちょっと気になってしまう。