最近ハマってるポン・ジュノ映画5本目。
『スノーピアサー』
氷河期によって世界が氷に覆われ外に住めなくなった人類は走り続ける列車の中で暮らしているという突飛な設定。
しかも長〜い列車の車両は前方に富豪がのんびりと、最後尾に貧乏人が窮屈に暮らし、そのまま格差を表しているというシチュエーション。
最後尾の人が前方の車両を目指すという話なんだけど、これ以上のことは言わない。
面白いから是非見てみてほしい。
調べてみるとポン・ジュノ監督はこの映画で当時のパク・クネ大統領から目をつけられてしまったらしい。
何でも、虐げられた下層の人間が権力に立ち向かう構図が「けしからん」ってことらしいけど、それって心当たりがあるってことじゃないの?なんか笑ってしまう。
昨夜のバリバラの再放送が別の回と差し替えられた件で「圧力がかかったか」とか言われてるけど、本当にそうならパク・クネと同様に自ら不適切な事実を認めることになっちゃう。
圧力がかかるほど攻めた内容とも思えないから、何か別の理由があったんだろうけどね。
権力者が焦る時、更にしでかすのは民衆としては困るけど、一歩引いて見るのは面白い。