ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

マイクの前に立つパン

THE MANZAI 2019 を見て。

 

あれは漫才じゃないとか

あのネタはどうだとか

そんなのは要らないんじゃないかな。

 

4分間で出来るだけ大きく客を笑わせるM-1とは違って、この舞台に呼ばれた芸人は(テレビ的な持ち時間はあるだろうけど)自由に自分達の好きなことを披露すればいいと僕は思ってる。

 

例えば銀シャリは今まで橋本のツッコミワードが注目されてたけど、今回は途中から橋本がボケたがる展開が新鮮だったし、

とろサーモンの久保田は訳わかんないことを羅列しながらも自分達がそれを楽しんで思わず笑ってしまったりして、その楽しさが客に伝わるのもなんか良い。

 

漫才なんだからウケることが必要だという意見は当然だけど、THE MANZAIは競技じゃないから笑う箇所の多さは重要じゃない。

ウーマンラッシュアワーみたいに時間をかけて客の耳をぐっと引きつけて大事な話を聞かせて最後に落とすのも面白い。

 

とにかく他の人や今までの自分達がやってないことをやってみようとするコンビが多くて楽しかった。

“日頃から舞台に立ってる人たち”はやっぱり凄いね!

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