プロ野球開幕の延期が決定した。
これまではまだオープン戦が無観客で開催というだけだったので、選手もファンもまぁまぁと騒ぐこともなかったんだけど、公式戦まで影響を受けてしまうとなるとかなり厳しいなぁ。
収益のことを考えても無観客試合という訳にもいかないんだろうけど、シーズン143試合はなんとかやりたいからCSを省こうかなんて話も出てきたりと不確定なことが増えてきた。
っていうかちょっと待って!
延期を決定したのはいいとして、どうなったら開幕できるのかがはっきり決まってなくね?
政府の自粛要請から、学校の休校やイベントの中止や延期に至るまで、全体的に“とりあえず停止”感がないか。
近所の小学校では総理が言い出す前から「教師と生徒、またはその家族に感染者が出たら休校」と決めていた。
このように、どうなったら停止でどうなったら再開かを決めておくべきではないか。
それとも、誰かが再開するの待ちなのか。
ファーストペンギンがいないと行動できないのか。
そもそも自分達で考えて中止にしていないからそうなるんじゃないのか。
「終息に向けて」と言葉だけが一人歩きするけど、その終息とは何なのか、はっきりしていない。
だってイベント自粛要請に至った経緯が誰もわからないんだもの。
入ったはいいが抜け出せない迷路に迷い込んだ気がする。
いや僕が今日書きたかったのはそこじゃないんだけど…。
開幕に向けて準備していたプロ野球選手も困っていると思う。
僕が応援する楽天の選手が2011年の震災時に話していたように、今回も「野球をやっていていいのだろうか」って気持ちはあるはず。
でもいつになるかわからない開幕のために準備をしておかなくてはいけない。
そんな中、先週末の楽天のオープン戦では何と球場のビジョンにファンから送られたTwitterのメッセージを表示するという計らいがなされた。
これとても良い!
選手達には今まで以上にファンの存在を感じながら頑張って開幕に備え、大活躍のシーズンを過ごしてほしい。