NHKの特集より
News Up 恋人と会ったら始末書?コロナで制限どこまでOK? | 新型コロナウイルス | NHKニュース
会社から行動制限を受けたとか、始末書や処分の目に遭ったという声を取り上げていた。当然法的にも認められることではない。
一方で、ルールを設定してもらえる方がわかりやすくていい、という声もあるという。
NHKの世論調査では、感染症対策による個人の自由の制限を許している人が多数派であることが示されていた。
これに対して大学教授が、規制の行きすぎに注意することや行政を監視する仕組み作りの重要性を説いているけど、僕はこの数字を見るにそういう段階じゃない気がしてしまう。
つまりみんな、自分の行動の指針や、他人に身勝手な行動をさせないための決まりが欲しいということが全てなんだと思う。
自分でこれをしてもいいかなとかどうやればできるかなとか考えるのは面倒だし、他の人がしていることに口を出して何かトラブルを起こしたくもない。
思えば子供の頃から「言うことを聞きなさい」「それはダメです」を言われすぎてて、いちいち許可を取らなきゃ動けない場面って多かった気がする。
「バナナはおやつに入りますか?」って遠足のあるあるネタだけど、ここに正に表れている。自分で決めればいいことを確認しないと何もできない。
個人では考えて決めるということができなくなってるのかもしれない。
僕自身もそういう場面があると自覚し、その都度落ち込んでいる。
とにかく「ルールを作って欲しい」人が多いというのは、日本の教育の失敗であり、ある意味成功なのかもしれない。