ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

鬱パン

鬱に入ると厄介だ。

頭がぼんやりしていて、自分でも良くない表情をしているなとわかってはいる。

そんな中で仕事で単純なミスをしてしまうと余計に気持ちが沈んでしまうという悪循環に陥る。

 

今日はいつも行っているスーパーで、流れる音楽や小さい画面から聞こえるCMの音やレジの機械の音などが混ざって頭の中に響いてきて、急にそこから逃げたくなってしまった。

 

気を紛らわせたくて帰り道ラジオを聴いていると、横から選挙カーの音が響いてきてラジオが聞こえなかったことでまた心にモヤモヤが残る。

 

電車で読書をしていても周囲の人や音が気になってなかなか集中できず内容も頭に入ってこない。本を閉じてしまおうかとも思うのだが、ここで閉じてしまうと明日また開くことができなくなってしまうのではないかという強迫観念で結局読み続けてしまう。

 

普段ならなんとなく見過ごしたり気にも留めないものが突然気になるようになってしまって脳が混乱しているのがわかる。

精神的な病気なんじゃないかと思い込んでしまう、という病気なのかもしれない、とか考えてしまう、という堂々巡り。

 

しかもこの鬱の波が5.6日に1回くらいにペースが早まっているように思う。

 

でも大丈夫。美味しいものを食べて、楽天が勝ったので今日は大丈夫。少し笑おう。

元気な時の自分がこの文章を読むと消したくなるはずだ。