ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

BRANCOパン②

昨日の続き。

博報堂のイベント「BRANCO」にて。

 

大学生のプレゼンが全て終わり、審査を待つ間はトークショーが用意されていた。

 

その1人目のゲストは矢口真里

特別好きでも嫌いでもなかったが、子供の頃から活躍していた有名人が目の前にいるなぁと思いながらトークショーを見ていた。が、しばらくして段々と腹が立ってきた。話題がずーっと例の不倫の件についてなのだ。

 

もちろんその話を求めている人もいるだろうが、2018年のトークショーで2013年の不倫の話をしている。

いつまで5年前のガム噛んでんだよ!

単純にそう思った。

 

僕の斜め前に座っていたご夫婦が手を振っていて、それに気づいた矢口が「あ、長いファンの方も来てくれてますね」と言っていたので、そういう人もいるのかと知ることができた。

 

トークショーの終わりに質問コーナーがあった。時間の関係で1人だけが質問できるという。正直僕は「5年前の不倫の話じゃなく、今現在、そしてこれから、何に取り組むか」という未来の話を聞きたかった。しかし本当に矢口のファンの方がいらっしゃるならばそういう人が質問をすべきだと思い遠慮をした。

すると前方の大学生が手を挙げ、「ベッキーさんに言いたいことはありますか?」と質問をした。

はぁ〜??

ベッキーに言いたいことを何でお前に言わなくちゃいけないんだよ?とムカついた僕の気持ちに反して会場は笑いに包まれた。

こんなことを質問する人も、それで笑ってる人も気持ち悪いと思った。こうなるなら僕が質問をすればよかったと後悔した。

 

2人目のトークショーウーマンラッシュアワー村本大輔。ちょうど英語の勉強で行ったロサンゼルスから帰ったばかりのタイミングだった。

知らない土地で見てきたもの、新しい発見、英語の苦労など体験してきたことを笑いに変えながら話していた。

彼の話の中で「在日とか黒人とかゲイとか障害者とかレッテルを貼ってその人自身を見ないのは変だ」ということを言っていた。

本当にその通り。そしてこの話が僕の隣に座るブランド志向の学生に届いてほしいと思った。

 

イベント終了後、会場最後列にいた「ミヤネ屋」のスタッフが客席に向かって、「この中に東大生はいますかー?」と投げかけていた。

このイベントは全国の大学生が参加していて、客席も僕らのような一般人に解放されているため元々東大生が多くはない。

そんな中で東大生のコメントが撮りたかったのだろうが、僕は思う。

本当にイベント見てたか?

大学生のプレゼンにも村本の話にも、ブランドやレッテルで物事を見るなとあったはずだ。

その直後に「東大生の方〜」ってふざけているとしか思えない。観客のコメントでは駄目なのか。

 

後日放送されたミヤネ屋を見た。

「ホールを埋める東大生の前で話す矢口真里

嘘ばっかりだ。