これはやっぱり言っておきたい。
先日見ていたYouTubeがとても良かった。
ジャーナリストの堀潤と映像クリエイターの紀里谷和明の対談。90分があっという間に感じられる程の内容だった。しばらくしてまた見直すと思う。
この対談の中で、ジャーナリストがどんなに取材をしても扱って貰えないという話が出てきた。どんなに必要な報道を作っても、メディアは芸能人の薬物や不倫を大きく取り上げると。
中には強い意志で報じるジャーナリストもいるけれども、それでは結局お金にならないので続けられない、生きていく為に世間の関心事に流れるんだと。
これを夜中に見て、翌朝のネットニュースが芸人の不倫報道だった。
本当に悲しくなった。言ってたことがそのままじゃないかと。何も変わらないんだと。
真っ当なジャーナリズムが潰れていくことが嫌だったから、僕は今回の件を一切読まないことに決めた。決めたけどテレビにもTwitterにもYouTubeにも様々な関連トピックが出てくる。多分視聴率もクリック数も再生回数も伸びるだろう。でも僕はそこに加担したくなかった。
僕は芸人の不倫よりもよっぽど価値のあるものに時間を使いたい、好きなことをしてもっと学びたい、やることいっぱいあるのでこの話はここでお終い。