タイのプラントイというメーカーのおもちゃ
面ファスナーで半分に切ることができる野菜のおもちゃだけど、よく見ると少し形が変だ。
実はこれはオランダのある会社から来た発想で、子供の内から曲がっていても凹んでいても先が割れていても、基本的に同じ野菜だよということを教えるということだという。
確かに「ニンジン」と言われて思い浮かべる形はある程度皆同じかもしれない。
それは子供の頃から一般的なニンジンのイラストをいくつも見ているからで、だけどこの世界には確かに形の歪な野菜が存在する。
そういった野菜を避ける消費者がいる限り、食品ロスの問題は減らないということを教えられた。
野菜は野菜だ。そこに含まれる栄養価は同じで、調理時に結局切るわけだから形なんて本当に意味がない。
日頃スーパーで無意識に買う野菜にも、少し思いを馳せてみる。