ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

自己分析パン②

僕の性格として考えると納得のいくエピソードがある。

 

前に付き合っていた女性と午前中一緒にいた時のこと。午後から共通の友人数人で集まって公園に行くことになった。しかし目的地の公園の場所を知っている人が少なかったので、近くのバス停に集合して案内してもらうことになった。

確か女性が荷物を取りに帰るか何かで一旦家に戻っていったんだと思う。彼女を待っているうちに乗るべきバスの時間が来てしまい、僕は1人でそのバスに乗った。

目的のバス停で降りてみんなと合流し、公園の場所を確認してから彼女に連絡すればいいと思っていた。少なくとも僕の中ではそれが最も合理的な判断だった

しかしそうはならなかった。後から別の友人と一緒に公園に着いた彼女はもの凄く怒っていた。そしてその理由が当時の僕にはわかっていなかった。残念。

 

夢で見た一件と過去の一件に共通する僕の中の思考は単純に「時間を守らなきゃいけない」だ。何よりも時間厳守を優先した結果、そこにいる人の気持ちを平気で蔑ろにしてしまう一面が僕にはあるんだと思う。

ここに気づくことができてよかった。

 

そういえば確かに、目的地への到着時間を調べておいて誰かのせいでそれに遅れそうになるとイライラしてしまうことがよくある。

 

その一方で、目的地も予定も何も決めていない旅を楽しむ自分もいる。そしてその方が自由で幸せなんだと思う。気が向いた方へ歩くだけ、そんな生き方に憧れているのかもしれない。

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