ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

自己分析パン①

昨日見た夢の内容を書いてみる。

 

僕は仕事終わりに近所のスーパーで友人と待ち合わせをしていた。店に入った時にちょうど友人が男子トイレに入っていくのが見えたので、個人的な買い物をしてLINEで「今からレジに並ぶから出口で待ってて」と連絡しておいた。

レジは若干混んでいて、少し待っている間に一緒に来たわけでもないのに仕事の知り合いが並んでたわいない話をしていた。

ようやく僕の会計の番。おじさん店員がピッピッと商品を移していき、僕はその店のポイントカードと1000円札を渡した。レジを見て何気なく「おつりは128円だなぁ」と暗算していた。

僕の後ろにいた会社の人が「ポイント結構たまってんじゃん」と言い、仕事のお客さんが「いつも良い物買ってんだろ」と茶化してきて「そんなことないですよぉ」と返事をした。その後もレジの横に置かれていたマッサージ用品を見た彼らは「これ私買ったんだけどマジでいいよ」「へぇ、じゃあ俺も買おうかな」みたいなやり取りをしていた。

おつりが返ってこない。

僕は友人と待ち合わせをしているんだ、早くしてくれよと見るとおじさん店員が立ち止まって一点を見つめている。いくつか向こうのレジから店長らしき人が心配して来てくれて「どうしましたか?」と訊ねられたので「おつりをまだもらっていません」と伝える。するとその店長はがさごそと引き出しを開けたりして何かを探している。どうやらおつりがその場にないらしく店長は「申し訳ございません、奥に取って参りますので少々お待ちを」と言った後、そのおじさん店員に「君はもういいからバックヤードへ」と促した。そしてレジを離れようとしたおじさん店員は急に振り返りポケットから大量の1円玉と10円玉をじゃらじゃらと出した。とりあえずここからおつりをもらえばいいかと解釈した僕は「いちにぃさんしぃ」と数えながら小銭を横に避けていく。しかしそのおじさん店員がさらにじゃらじゃらと小銭を出すのでまた混ざってしまう。早くしたいのに・・・。そしておじさん店員の小銭の中に六角形のコインが混ざっているのを見つけた。これ、ゲーセンのコインじゃねぇかと思った瞬間僕は「なんだこれは!」とぶち切れてレジの台を蹴飛ばし、スタスタと去った。

店を出るエスカレーターでまたまた知り合いと遭遇し「ごめんなさい、ごめんなさい」と目の前が真っ白になったまま店から離れるように歩いてしまった。

 

目が覚めて夢でよかったと安心する。

少し冷静になってみて、自分にはああいうなんでもない場面でカッとなるところがあるなぁと思い返す。

真相はわからないけど、レジのおじさんはもしかするとおつりがないことにパニックになっていて、そのままその場を離れるのが申し訳なくて一生懸命小銭を出したんだろうと推測できる。

じゃあどうして僕はあんなに怒ったんだろうか。多分焦っていたからだ。

僕の真面目な性格が友人を待たせることを許さなかったに違いない。

そう気づいてから過去の出来事に合点がいくようになった。

 

続きはあした。

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