ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

狭い道パン

ちょっと嫌な気持ちがした話。

 

仕事の帰り道、少し狭い路地を歩いてたら後ろからワゴン車が来て僕を追い抜いてすぐに停まった。

理由は前方から軽車が来ていて通れそうになかったから。

 

普段からこの道は幅が狭いため一方が端に寄せてもう一方を通す場面をよく見かけるが、今日は違っていた。

 

どちらも譲らない。

 

どちらかが左に寄せるか、バックして間を空けるかすればいいのにどちらも動かない。

 

そのうち更に後ろから自転車が来て、動こうとした車の間を抜けていく。危ない。

 

他の自転車は車の後ろで停まってバックができない状況を作っていることに気づいていない。

 

ここにいる全員に思いやりが欠けている。

 

前にも運転手に「もう少し前に出たら…」と声をかけたことがあるが、今日は何とかワゴン車がバックして間を作ってくれた。

 

こういう場面に出くわすとすっごく気分が悪くなる。

 

そういえば別のところで自動車とバスがすれ違うことができずに詰まっていたことがあった。

自動車がバックすればいいのだが今回同様後ろに自転車がいてそれができないでいた。

自動車の運転手はバスが前に出ればと思っているのだろうが、バスの前方には路上にはみ出て停められた自転車が微妙に邪魔をしていた。

そこに多くの人が立ち止まっているのに誰も自転車をどかそうとはしない。

 

仕方なく僕がその自転車を脇に寄せてバスを通したのだが、あのままだと本当に誰も何もしなかったのだろうかと疑問に思う。

 

不干渉が行きすぎている。

自分には無関係と見て見ぬ振りをする人ばかりか。

日本がそうなのか東京がそうなのか僕の周辺がそうなのかわからないが、健全とはいえない。

 

そしてわーわー言ってる僕が“めんどくさいおじさん”と言われてしまうのも目に見えている。

何と言われても人の為にパッと動ける感覚を持っていたい。

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