ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

気持ちの余裕パン

薄々そうなるかなとは思っていたけど、本当になるから馬鹿馬鹿しい。

 

今日の昼間の時点でもう近所のスーパーでは米もカップ麺も肉もなくなっていた。

 

いっぱい言いたいことあるよ。

 

ついこの前トイレットペーパーやティッシュペーパーが入手困難になった時に「うちは買っといてよかった」「日頃の備蓄は大切だね」ってなったはずなのに…。

品物が変わったらまたその発想が消えちゃうのだろうか。

 

つい先々週まで「東日本大震災を忘れない」とか言ってて、半年前は電車も運休するような巨大台風に見舞われて、日本は毎年のように何かが起こる災害大国だって知ってるはずなのに…

まだ防災バッグも用意してないのかい?

 

週末のたった2日間籠るための食料も家にないなんて絶対おかしいでしょ。日頃何してんのって話。

そんな人が安心を求めて必要以上の買い占めに走るから普通の人の当たり前の買い物ができなくなってしまう。

その空っぽの棚には悲しさだけが残る。

 

感染防止の為の「外出控えて」のはずなのにスーパーに人が集まるのはなんとも皮肉だね。

 

仕事の帰り道に寄ったスーパーでもカートにいろいろ詰め込んでいる人たちがレジに並んでいた。

多分僕は気持ちの余裕のアピールをしたかっただけかもしれない。誰にも見向きもされないままレジ横に置かれた花を1つ取って、買って帰ることにした。

蕾が開くのが楽しみだ。

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