最近、Netflixの『ソーシャルディスタンス』を観ている。
タイトルが示すように、新型コロナウイルスの脅威によって互いに距離を取って暮らすことになった2020年を舞台にしたドラマだ。
どれも20分くらいで1話完結なので気軽に観れるのも良い。
その内容は…
①店を休業しステイホームを強いられた美容師の独身男性。
家の中で話し相手もおらずひたすら孤独な時間を過ごすうちに元カノのSNSを見てしまって…。
②父親の葬儀をzoomで行うことになった兄弟たち。
静かに故人を偲ぶはずがトラブル続出!
③子供を家に残した介護福祉士の女性。
幼い娘を常に遠隔カメラで見守るにも限界があり、介護依頼者の家に預けたはいいが…。
といった世界のあちこちで本当に起こってそうなアレコレが題材となっているのだ。
日本の政府は簡単に「不要不急の外出を控えて」とか「新しい生活様式」とか「ワーケーション」とか好き勝手なことを言うけれど、人の生活ってそんなに単純じゃないと思うんだ。
人は1人では生きていけないし、生きる為にはお金も必要。だけど仕事もしながら子供の世話や親の介護もこなさなきゃならない。誰だって生活の変化にピリピリするし、爆発した感情を受け止める人にも限界がある。
そういった悲喜交々をうまく表現したドラマだと思った。
まだ全部は観てないけど、お勧めしたい。