ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

過激な主張に乗せられないパン

今日は特定のことを指したくないからとても抽象的な書き方をする。

 

世界的には少数に属するけどある主張をする人たちがいて、その中の1人が自分達と相反するものに対して猛烈に批判をしたことで世界の大勢を敵に回してしまい、その主張をする者全体のイメージが大きく損なわれる。

ということが最近多い気がする。

 

いろいろネットニュースを見ている人なら「アレのことかな」「コレのことかな」と思い当たることはあると思うけど、僕はどの件についてかをここで出すつもりはない。

というのも、何度もこのブログに書いてきたけど、「良くないもの」をネット上で批判することそのものがそれを拡めることに繋がるからだ。

 

話を戻して、その過激な主張をした1人は結果として大勢だけでなく、同じ主張をする仲間からも嫌われてしまうことになるのではないか。だってそいつのせいで自分まで悪く言われてしまうのだから。

 

実際のところ、そうやって炎上するような発言をするのはほんのひと握りで、主張する人たちの多くは目立たないところで粛々と活動していることの方が多い。それは「こうすれば社会がより良くなる」とか「今はこういうのもあるよ」といった提案や情報提供を地道に進めているのだ。バズることなんかないけど、世の中に新しい価値を拡める活動と言える。

 

そう考えると、炎上したり大きな批判を食らうような主張の多くがひたすら何かを攻撃しているだけのような気がする。自分の主張にそぐわない相手に対して突然「間違ってる!」と騒ぎ立てることが人々の怒りを誘ってしまうのではないか。「もっとこうだったらいいなぁ」くらいの主張で十分なのに。

 

中には注目を集める為にあえてそういった強行手段に出る者もいるだろう。そんなのはもはや“ネットテロリズムと呼んでもいい。そういう場合こそ僕らは乗せられて怒るのではなくひたすら無視するのが最も正しい対応なのだと思う。怒って瞬発的にコメントなんかするから更にそれを見て怒る人が増えるのだ。

 

そして他人を脅かさない方法で自分の主張をしている人をじっくり探して、そういう地味な作業をひたすら続けている人の声に時々耳を傾けて、時々応援してあげればいい。

 

つまりそう、このブログを応援してくださいってことになります笑

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