テニスのコーチからメンタルが大事だと教わった。
ミスしてネットに当たった時に「あぁ〜」と言ったり苦い表情をせず、一切気にしないようにと言われた。
これはメンタルトレーニングの基本で、言葉や態度に表すことで自分の中に染み込んでしまうのだとか。
だから逆に上手く思い通りに打てた時に少し過剰なくらい「よしっ!」と言うことで良い時の感覚を自分に覚え込ませる効果になるという。
もちろん悪いショットの時は悪い原因を考えるのも大事だが、そればかりにならない為の練習でもある。
確かにプロの試合を見ていて、ミスをした後でも淡々と次のポイントに入る場面があるように思う。
そしてこの考えはテニスに限らず日常生活に応用してトレーニングすることが出来るような気がした。
そもそも僕は物凄く打たれ弱い。叱られることはもちろん、少しのミスでも落ち込みやすい。
だからテニスのメンタルの話を大きく頷きながら聞いていた。
ついでに言うと僕は少しのことでイラッともなりやすい。だから最近よく聞くアンガーマネジメントというのも似たようなものかと考えた。
ミスや怒りを受け流す気持ちを意識して過ごす。
するとどうか、
「気にしないようにしよう」と意識してしまっている自分、は良くないな、と気にしてしまって…
僕にはかなり難しいことのようだ。