気象庁が発表する大雨の警戒レベルが今年から使われるようになった。
あちこちのニュースで扱っているから見たことくらいはあると思う。
この5段階の警戒レベルの内、4が表すのが「全員避難」
各自治体の避難指示が遅れているという可能性もあるのでこれが発せられたらすぐに避難しなくてはならない。
でも中には「もう1段階あるじゃん」って考えてる人もいると思う。それダメ!
レベル5は実質「既に災害が発生している状態」という。手遅れになる前に避難すべきだ。
ところが、6月に広島で発せられた大雨警報レベル4(全員避難)で実際に避難したのは人口の僅か6%のみだったという。
危険度が認知されていないのだ。
こういう時に日本人の悪いところでもある、「仕事があるから」「他の人が避難してないから」という間抜けな理由が浮かんでくる。
そういった例もあるため今回の豪雨では警戒レベルの内容までしっかりと報じられるようにはなってきたが、心配な点がまだある。
例えば前回の警戒レベル4で避難しなかった人が、「あの時大丈夫だったし」と考えて次の警戒レベル4でも避難しないということに繋がりうる。たった一度の大丈夫だった経験が人をそうさせる。
「このくらい大丈夫だ」という思考の持ち主が1人でもいると、他の人の避難する気持ちに歯止めをかける。
そんな人に耳を貸さず避難した方がいい。
自分の命を守ることを考えるべきだ。
後で何と言われようが関係ない。
死んだら終わりなの。
誰かの戯言に付き合って命を落とすことほどくだらないことはないじゃん?