今日の東京新聞紙面より
地域のコミュニティがなくなっていることについての不安が寄せられていた。
確かに自分自身、前に住んでいたマンションでは隣にどんな人が住んでるかすらよく知らなかった。
都会の方ではこんなの当たり前なのかもしれない。
かつては隣近所の生活形態くらいはみんな知ってて、気軽に味噌を借りに行ったり、急な雨の時に隣の洗濯物を取り込んであげたりしてたはずなのに、いつの間にかそういうものがなくなっているような気はする。
それで何が困るかというと、例えば災害時に避難所で「そういえばお隣さんがまだ来てない」って心配してもらえるだけで救助に繋がるかもしれない。
そんな事例だけじゃなく、子育てにおいて家庭内に閉鎖していると親の価値観でしかものを考えることができなくなることが書かれていた。
地域社会のいろんな人と触れ合うことで、成績は良くなくても得意なスポーツを教えてくれる兄ちゃんと遊んだり、裕福でなくても優しいお年寄りとお話しをしたりすることで様々な方向へ人を測る基準を持つことができるようになるんだと思う。いろんな形の定規を持てるようになる。
偏差値とか学歴とか、年収とか家とか車とか以外にも、人の良いところって沢山あるよってことを知るためにいろんな人と触れ合うことが大事なんだよな。
子育てに限らず、自分にも当てはまるなと思った次第。