前に書いたパラ卓球のジャパンオープンで。
後ろの席の人がずーっと、「この相手はランキング◯位だから勝てる」とか「ランキング◯位だから負ける」という会話をしていて不快だった。
スポーツってそういうものじゃない。
その日の選手の調子やその他の外的要因なんかで簡単に結果が左右される。
素人がプロに勝てるとまでは言わないけど、ジャパンオープンに出てくるような世界の猛者たちは常に勝利に向けて最善を尽くす。
現段階のランキングで語るのは失礼の極みではないか。
だけど人の行動は数字の魔力に左右されやすい。
「A5ランクのお肉」と聞くと高級なものを想像するが、あくまでも“ステーキ肉としての格付け”なので他の料理には適さないという。
あとは「食べログで◯点」とか「amazonで星いくつだ」とか世の中のあらゆるものにレビューがつくようになった。
参考にすることが悪いことではないが、誰かが良いと言ってるものを選ぶより、自分が良いと思えるものを選ぶようでいたいといつも思う。
ただ最近気づいたことがあって、
レビュー全盛の世の中において、AVを選ぶ時だけは“自分の好み”が最後の決め手になっているような気がして。なんか尊いなぁと。