ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

立ち直れるパン

NHKで「大草原の小さな家」を見た。

 

昔見ていたシリーズと声優が変わっていて多少違和感があったけど、やっぱりいつ見てもいい話だなと思う。

 

今日見た回はアルコール中毒の父親と虐待を受けるその子供グレアムの話。

チャールズが町の人を集めてグレアムのためにも何とかすべきと話をするが、放っておけとか町から追い出せという意見に偏ってしまう。

そこにキャロラインが「どんな人も立ち直れるチャンスが必要よ」と主張してチャールズが泊まりがけで酒を断つ手伝いをする展開になる。

 

このキャロラインの精神こそ現代人に必要な感覚なんだろうな。

これはドラマの話だけど、その他の場面でもこういうことはあると思う。

気に入らない人や迷惑な存在を見捨てたり排除することは簡単なんだけど、そこで立ち止まって“何か助けになれることはないか”を考えられるかと問われているような気がする。

 

本当にすごいドラマだ。

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