ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

ミルクボーイパン

今年も敗者復活からM-1を楽しむことができた。

 

やる前から人気だけで和牛が勝ち上がるだろうなとは予想してたけど、ネタもちゃんと面白かったから勝ち上がりには文句なし。

 

そして決勝。

今年は初進出が7組ということで、知名度の低さから何かが起こるんじゃないかと思ってたけど、本当に起きたね。

 

そういう意味ではニューヨークだけがネタ順の運が悪かったなと。めちゃくちゃ面白いし皮肉効いてて僕は大好きなんだけど、M-1決勝という日本一明るい舞台でそこに来た今日のお客さんに屋敷の意地悪な一言が刺さってなかったのが残念。

 

その後かまいたちや和牛といった常連組が序盤に出たことで後半はやりやすくなっただろうなぁ。

 

そんな中でミルクボーイ。

コーンフレークかそうじゃないかのラリーから添えられる一言ひとことがめちゃくちゃ面白かった。それまでのコンビのネタが吹っ飛ぶくらい笑った。凄い点が出るぞと思ったら史上最高得点、納得。

 

そしてぺこぱ。

見た目でイロモノきたぞ、ボケのクオリティでこんなもんか、そうやって思いっきり見る側のハードルを低くさせてどんなボケも否定しないツッコミという立ち位置がめちゃくちゃいい。

 

とにかくこの2組はネタのシステムがわかってても、次に何を言うだろうかと楽しみになってしまうので2ネタ目もワクワクして見ることができた。

もちろんかまいたちのお客さんを使う展開とかも意外性があって好きなんだけど、もうM-1は無名芸人がスター街道を駆け上がる大会でいいなぁと思えた。

 

ミルクボーイおめでとう!

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毎年思うこと。

もちろん漫才師はカッコいいし漫才が大好きなんだけど、M-1だけが全てじゃないとも思ってて、ノンスタイルもナイツもウーマンラッシュアワーも賞レースを抜けてから自由になってやりたいネタをやっててそれが物凄く面白いから、和牛やかまいたちはもうそっちに行って欲しいかな。