あーあ、大変だ。
政府の「イベント自粛要請」に続き「学校の休校要請」のおかげで“何か大変な事態が起きている”と感じた人達がパニックに陥っている。
そりゃあこれまでそんなことはほとんどなかったから驚くのもわかるけど、ちょっと冷静になろうよ。クルーズ船を除いて国内感染者は200人、死者は4人だ。感染者については検査されていない人からも出るだろうから実際はもっと多いはずではあるけど、とはいえ交通事故に遭うより確率低いよコレは。学校休校する前に自動車の運転をやめさせる方が先じゃないかと思えちゃう。
徐々に感染者が増えているのは間違いない事実なんだけど、そればかりが報じられてて何人が回復したのかが明示されていないのも問題だと思う。
だから上のグラフや真っ赤に塗られた地図などを見ると“恐いウイルスがどんどん社会を包み込んでいる”ように感じてしまう。
現にこのグラフが示すように、まだまだ爆発的な蔓延をした訳じゃない。日々のニュースでは「◯◯県で2人」くらいしか増えてはいない。発症して苦しんでいる方には申し訳ないけど。
それなのに“政府が要請した”ということで社会全体が一気に「イベント自粛」「休学」「臨時休業」の流れになって、更には通常営業やイベント決行したところにバッシングが起こるような流れが生まれていることの方がよっぽど僕は恐い。
繰り返して言うけど、政府の要請の前と後でウイルスに大きな変化があった訳ではない。
変わったのは人々だ。
仕事帰りに2軒のスーパーに寄ると、どちらも本当にティッシュがなくなっていた。
レジには食料品を大量買いする列ができていた。
“政府の発表”がこんなにも簡単に国民を誘導するなんて。ヒトラーの復活も近いような。
過度に恐がらず、いつも通りの生活をしつつ、手洗いなど当たり前のウイルス対策を続けることが一番大切なんだよ。