ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

興味のない話パン

まだ会って3回目で互いの距離感もかなり遠い間柄で対面しているというシチュエーションで相手の長くて興味ない話を聞いていて思ったこと。

 

例えばこれが知った仲であれば「その話あんま興味ないわ、ごめん」って言える。

でもまだそこまで言える関係性とは程遠いのでどうすれば止めることが出来るだろうかと考えてみた。

 

そういえば以前仕事で商品説明をする際、相手が無反応で困ったことがある。

僕の説明が悪かったのかもしれないが、相手がうんともすんとも言わないまま変な間が生じたことを思い出した。

 

そうか、反応がないと話しづらいのか!

 

その時既に僕はこの人の話にかなり頷いていることに気がついた。

 

首を縦に動かしながら「はい」「はい」

相手の話に合わせて「あ、そうなんですね」

「へぇ〜」「そうですよねぇ」

 

子供の頃から“相手の目を見て話を聞きなさい”と教わってきたからか、はたまた僕自身が人と話す際に適度な相槌があると話しやすいと思っているからかはわからないが、全く興味のない話に対しても無意識に相槌を打つことで相手を調子良くさせていたのだった。

 

そこで途中からわざと言葉を減らしてみたり、目線を逸らしてみたりしてみた。

すると相手は「えーっとそれから…」と明らかに話が途切れた瞬間が訪れた。

そこですかさず聞きたかったことに自然と話を持っていき、なんとか眠たい時間を遠ざけることができたのだった。

 

なるほど、僕の聞き方はどうやら相手を話しやすくするようだ。

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