ニュースで移動する人が増えてきたことから、新幹線の駅や空港に売られるお土産お菓子の売り上げ回復を目指す会社が取り上げられていた。
僕も空港でお土産お菓子を買うことはあるけど、なんか納得いかない。
あれって必要？
お土産って「◯◯に行ってきました」って意味でその土地の名物とかを持って帰って身近な人に楽しんでもらおうと渡すものだと思うんだけど、あそこに並んでるお菓子の多くがお土産として買ってもらう為に開発されている気がするんだ。
気持ちのベクトルが真逆を向いてる。
そもそも全国で似たような商品が多い上に、メロンが有名だからメロン味、りんごが有名だからりんご味、みたいな安易なアレンジしかしてない感じ。
新商品と銘打った売り出し中のお菓子は大抵「モンドセレクション受賞」って書いてある感じ。
“その地を代表する有名なお菓子”になろうとしてるんだろうけど、それ自体がなんか嘘っぽい。“その地で有名なもの”がそのままお土産でいいじゃん。
ヨーロッパの駅や空港でそういうお菓子を見たことがないんだけど、何で日本はそこに力を入れてるんだろう。揃いも揃って。
タリンに行った時に地元の誰もが知る歴史のあるチョコレートメーカーのチョコレートを買って帰ったことがある。それでいいじゃん。
そもそも何処かへ行くとお土産を買わなくちゃいけない感じが僕はあまり好きじゃないけどそれは大きな声では言えない。
