ふと考えてしまったこと。
僕の知り合いにウェディングプランナーがいる。その他にも結婚式に関わる仕事をしている人の話を聞いたこともある。
そういう人達の多くは「新郎新婦やゲストの方々が喜びに包まれて素敵な思い出を作るお手伝いをしたい」という気持ちでその職業に就いたんだろうなと想像する。実際そういうことを言っていた人もいたし、人生の重要な場面に関われることが自分の喜びになるんだと思う。
同じ理由で、つまり「人生の重要な場面」で「集まった方々に満足してもらう」為に尽力するという意味で、葬儀屋になりたいと思う人っているのだろうか?
そりゃあ結婚式ほどスタッフがニコニコしている訳にはいかないだろうけど、根底にある感情は似ているような気がする。というか、そうあってほしいと願う。
実際の葬儀屋事情は知らないけど、絶対に必要でありながら進んでなりたいと言われるイメージがない職業だと思う。
全国どこにでもある一方で、日本では仏教の宗派の違いなど知識の多様さも求められるのではないだろうか。
ましてや喪主を務める側も複雑な気持ちを抱えたまま葬儀の準備に取り掛かる訳で、丁寧にわかりやすくサポートする能力も必要だ。
本当に尊敬する。
(近所の葬儀場の外ではいつも職員が外でタバコを吸ってて前を通る度にかなり臭うからあまりイメージは良くない)
結婚式も葬式も人生の節目となる重要な儀式であることに変わりはない。
だからこそ双方のプロが仕事を入れ替えた時にどんなことを考えるのか、ちょっとだけ気になる。