どうすればテレビが面白くなるかというアイデア。
YouTubeやその他様々な娯楽に人々が流れて行った昨今、テレビを見る人口そのものが減っている。
そのテレビを作る側も、数少ない視聴層を数局で取り合っているという状況。
その結果として当たり障りのないトーク番組やクイズ番組ばかりが目立ち、ニュースやワイドショーも中身のない題材を繰り返し垂れ流している。
それに飽きた人達は更に他の娯楽に流れて行く始末だ。
僕自身もう8年ほどテレビが部屋にない生活を送っているが、たまに定食屋などで見かける度にこんなことやってるのかとウンザリするため、やはり必要を感じていない。
そんなテレビがどうしたら面白くなるのか復権はあるのかとたまに言われているが、このまま視聴率を気にしている限りそれは有り得ない。
ただ一つだけ道があると思う。
このままつまらなくなってしまえばいいのだ!
このまま視聴者がどんどん離れていき、世間では誰もテレビを見なくなった時、一部の番組製作者はこう考えるはずだ。
「どうせ誰も見ていないんだから、好きなことをやっちゃおう」
こうなった瞬間からテレビは面白くなるはずだ。
戦後から続いてきたテレビに対する信頼感がゼロになった時に初めて今まで誰も見たことがない番組ができるんだと思う。
今の世の中はテレビを信じすぎている気がする。しょうもないコンプライアンスやスポンサーへの忖度などで凝り固まったテレビに影響力などあるはずもない。
そういった壁を一度突き破った時にNetflixやAmazonプライムでは考えられなかったコンテンツを作ることができるのではないだろうか。